日防協の活動
共同購買・共同受注事業
防災業協同組合が、防災のあらゆる資材の販売を行っているところは他に例はなく、組合員及び全国の防災業者にご利用頂いています。
扱い商品は小さい物から大きな物まで幅広く、補修品から防災機器、試験器具、消防防災関係書籍類など防災の百貨店です。
また、消防防災保守管理業務の共同受注も行います。
教育・講習
中小企業においては、大企業のように自社で社員教育を行うことは、なかなか困難なことです。本組合が、この役割を担う意義は大きく、組合員から大変喜ばれています。また、組合員以外の皆様の受講も認めています。
本組合では次のような講習会を行って、資格取得と人材育成に寄与しています。
・消防設備士受験準備講習会(現在休止中)
第1類から第6類までの消防設備士受験準備講習会を、毎年定期的に開催しております。
・消防・防災設備実務講習会
防排煙設備の点検に役立つ基礎知識などの初心者向けの講習を行っています。また、当組合の検討委員会編集になる「防排煙設備実務必携Ⅰ」を発行・販売しています。
・消防用設備等のメーカー工場見学会も行っています。
情報提供
消防関係法令の改正・通達の内容や、中小企業団体中央会、業界の情報を提供しています。
1 防災組合ニュースの発行
毎月1回、10日付で次のような内容で発行し組合員に送付しています。
1. 定例理事会・支部会議・研究部会の概要
2. 消防関係法令の改正内容
3. 消防関係法令の改正に伴う東京消防庁の通達、通知等
4. 消防用設備等の奏功・事故事例等(東京消防庁)
5. 消防設備点検資格者講習等(日本消防設備安全センター)
6. 東京都中小企業団体中央会の情報
7. 東京防災救急協会・日本火災報知機工業会等関連業界の情報
8. 消防関係新聞雑誌からの情報
2 関係団体が主催する講習会等の案内
消防設備士としての知識・技術の高揚、業務に関連する資格取得のための講習会等の案内しています。
3 購買事業等に関連する情報
防災資機材は、使用目的が同じ資機材でもメーカーにより若干の相違があり、また値段にも高い・安いがあります。
要望する資機材について、最も利便性、経済的な情報を電話で対応しています。
4 機関紙「防災設備」の発行
毎年2月に組合のPR誌として発行し、組合員・全国の防災業者・官公庁・関連団体等に贈呈しています。
業務提携
本組合は、比較的安い掛け金で大きな保障が得られるよう、次の各社と業務提携をしています。
1 賠償責任保険
消防設備等の保守・設置工事など、これらに関連する全般の賠償責任保険です。
この保険に加入しないで営業することは大変危険なことです。
三井住友海上保険株式会社と業務提携をしています。
2 業務災害補償保険
万一の事故等の場合を考慮して、会社ぐるみで、全社員の加入が必要です。
三井住友海上保険株式会社と業務提携をしています。
3 自動車共済
自動車保険の掛け金は、他社の掛け金より安く、無事故の実績はそのまま適用されます。
関東自動車共済協同組合と業務提携をしています。
福利厚生
業界との交流・組合員相互の交流、親睦を図ることは大切なことです。
その会合から必要な情報も多く得られます。
また、小さな企業では、独自に従業員のための福利厚生を計画することは
困難なことです。組合の福利厚生事業に、従業員を計画的に参加させることもできます。
なお、福利厚生事業の実施内容は、教育・講習会に関するアンケート調査と同様、組合員の希望・意見を取り入れて実施しています。
1 新年賀詞交歓会
毎年1月下旬開催し、東京都中小企業団体中央会・全国消防機器協会・日本火災報知機工業会等関係団体、各メーカー等を招待しています。
2 視察研修・懇親旅行
毎年10月から11月にかけて、一泊二日の視察研修・懇親旅行を実施しています。一日目は消防用設備等に関する工場等を見学し、夜はホテルで懇親会。翌日はゴルフ組と観光組に分かれて行動する、というのが一般的なパターンです。
3 チェッカー会ゴルフコンペ
本組合で開発した「スポットチェッカー」から命名したゴルフ大会です。
毎年原則2回しており、1回は視察研修旅行とセット、他の1回は日帰りのゴルフ大会です。
4 ボウリング大会
現在、年1回です。午後6時開始ということで、大勢の組合員・従業員が参加しています。表彰式を兼ねて懇親会を行っています。会社ぐるみで参加できます。
5 屋形船
年1回屋形船を貸し切り、懇親会を行っています。会社ぐるみで参加できます。
6 従業員の永年勤続者表彰
本組合では、組合員企業の従業員で、永年勤続(15年以上)の方を対象に表彰状と記念品を贈り、表彰しています。
表彰式は、毎年5月の通常総会の当日に実施しています。